取材記録

自立援助ホームの卒業祝い&高校卒業祝い。

今年は秋に1名卒業で、ちょうど通信制高校の卒業資格も届いたところ!よかったね。

今日は卒業祝いということで焼肉に連れていってもらえた男子たち。お腹いっぱいで幸せそうです・・・笑。

家庭で暮らすことが難しいケースには虐待のように緊急性の高いものから、経済的な事情により施設の方がきちんと暮らしていく道筋をつけやすいケースまで多岐にわたります。

後者のケースの場合、いざ困った時に頼りやすいよう、多様な施設の利用方法があることを社会に周知していく必要があります。貧困により子供を手元で育てないという決断は親としては一歩踏み出しにくいもの。一方で施設で暮らすことで、高卒認定や就業訓練、車の免許など今後の可能性を広げる選択をとれるようになるのも事実。

2021年現在、自立援助ホームは全国に214ほどで、定員は1箇所5−6名のところが多いです。「子供の貧困」が叫ばれる現代において、数は足りていないのでは・・・と思いますし周囲からの理解もまだまだこれからかなと感じています。

今関わっているこの子達が「大人を信用できる」まで、時間はかかるかもしれません。

こうして楽しそうに焼肉争奪戦をしている様子を見ると安心しますね。

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報告 石原ゆり奈