15〜20歳の子供たちを受け入れる自立援助ホーム。高校に通う児童養護施設の子供達と違い、ホームの子達は退寮後に働くための訓練をここで受けます。
20歳になると退寮しなくてはならないため、それまでに暮らすこと、働くこと、自分で生活を回していくこと、働き先での人間関係をつくること など身につけることが沢山あります。
実務的なことも勿論重要ですが、この訓練と暮らしの中で「信頼できる人」を持てるかどうかが、大事なのではないかと個人的には感じています。
家庭の事情が複雑な子も多く、これまでの暮らしの中で信頼できる大人が身近にいなかった子も。
人を信頼し、安心できるか・・・
ホームを中心に子供達に関わる皆さんの細やかな心遣い、葛藤、目を離さない距離感 取材していて本当に学びが多い現場です。
2021年8月 職業訓練指導を担当する小林顧問の取材。
もともと、社会活動に仕事として取り組みたいという夢を持っていたそうです。
⻘年の指導という形でシニアになってから現場と関わることに。
一人一人とじっくり、真っ直ぐ向き合うその姿は青年たちにとってお手本のようです。
これまで大人のモデルが身近に少なかった青年たちに新たな視点を与えてくれる人です。
(報告・P石原)
SDGsシェアプロジェクト
社会課題は自分ごととして共有できるかで関わり方が変わり ます。見えなかった、触れることがなかった、知ることもなかっ た課題は世界中にたくさん存在します。それらを映画を通し て見つめる、触れることで共に解決方法を見いだせたら。課 題の本質を見出し、共有(シェア)し合うプロジェクトです。