川嶋あいの「旅立ちの日に…」が主題歌に決定!

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映画「旅のはじまり」製作委員会は、シングルマザーや長崎原爆被爆者など、社会課題をテーマに撮り続けている松本和巳監督が社会的養護の現場に密着したドキュメンタリー映画「旅のはじまり」の主題歌に川嶋あいの「旅立ちの日に…」が決定したことをお知らせします。

家庭環境にめぐまれなかった子どもたちが自立にむけて歩んでいく様子、それを支える大人たちを密着取材した本作。現代における家族の在り方・社会のあり方を見つめます。

■川嶋あい

シンガーソングライターの草分け的存在である川嶋あい。

2003年にI WiSHのaiとして人気番組の主題歌「明日への扉」でデビュー。

2006年からは本格的にソロ活動をスタート。

代表曲の「旅立ちの日に…」は卒業ソングの定番曲として知られ、卒業式シーズンにはサプライズライブも実施している。

2021年3月に「どうにか今日まで生きてきた feat. 藤巻亮太」をデジタルリリース。

8月20日には2年ぶりとなるワンマンライブ「Ai Kawashima LIVE 2021 “Welcome”」をLINE CUBE SHIBUYAにて開催。

自身も乳児院、児童養護施設を経て養女として川島家に迎えられた経験をもつ川嶋あいの「旅立ちの日に…」が自立にむけて直向きに生きる青年たちの背中を押します。

また劇伴はアルパ奏者の小野華那子が担当。長崎原爆被爆者の証言ドキュメンタリー映画「a hope of NAGASAKI 優しい人たち」に続き、本作でも書き下ろし。

社会的養護の現場ではそれぞれの年代、一人一人に必要な居場所や支援があります。どれが欠けても子どもたちを支えられなくなってしまう。そんな現状も合わせて知っていただければ幸いです。

■作品紹介

シングルマザーの心情をテーマにした「single mom 優しい家族。」(内山理名 主演)、長崎原爆被爆者の証言ドキュメンタリー映画「a hope of NAGASAKI 優しい人たち」を監督した松本が、あらたなテーマとして虐待やネグレクト、非行などにより『居場所』を失った子どもたちの「心」に迫る。そして自身の経験から、当事者の心で子どもたちを守ろうとする大人たちの戦いに密着。

大人を信じられない子どもたち

裏切られ、そして自分も裏切る

行き場を失った子どもたちの自殺も絶えない

塩をなめながら生きてきた子ども

殴られながらもそれが普通と思い生きてきた子ども

そして自身も虐待や親との不仲、非行で親や大人とぶつかってきた、当事者としての気持ちをわかりあえる大人たちの寄り添いが、子どもたちに変化をもたらしている。

子どもたちの悲痛な叫び、親の本音も交えながら、彼ら彼女だけの責任なのかを社会に問う。

笑顔の奥にある苦しみを乗り越え、今は生きている子どもたちの乗り越えた「生きる力」を、今苦しんでいる子どもたちに伝えたい。

一人一人にどれだけの大人が関わってこれたのか、深く抱きしめてくれる人はいたのか。

血のつながりを超えての家族はあり得るのか。

生きづらくなっていく世の中で、支え合う社会のあり方を一緒に考えてもらえたら。